最近ジョン・アーヴィング氏の本をよく読んでいます。
なぜアーヴィング氏かと言いますと、
ブッククラブの友達が彼の大ファンで、
彼が書いた小説全てを持っていて、
数冊ど〜んと貸してくれましたからです。
どれも非常に分厚い本なので読むのが大変なのですが、
私が敬愛するカナダ人の作家、故ロバートソン・デーヴィーズ氏と
アーヴィング氏がとても仲の良い友達だったと
どこかで読んだので頑張って読む事にしました。
私が今まで読んだジョン・アーヴィング氏の本に
必ず登場するのが性転換者です。
小説によっては主人公の親友だったり、
恋人だったり、
或は殺人犯人だったりします。
性転換者をありとあらゆるバラエティーの
キャラクターで書くことがアーヴィング氏の
ライフワークの一つなのでしょうか。
サーカスの息子は、アーヴィング氏の小説の中では異色で
主人公がインド人でカナダの国籍を持つ医者で、
セッティングもインドです。
彼は、カナダでも生まれた国でも
自分を異邦人として感じてしまう彼は、
昨今、世界中で生まれた国ではない国に住んでいる
多くの移民族の気持ちを代表しているようにも思えます。
サーカスの息子は、大作でメインストーリーの他に
あまりにも多くのサブプロットがあり、
あれとこのサブプロットはいらなかったんじゃないか、
などと思うものもありましたが、
これだけのストーリーを思いついた
アーヴィング氏の想像力に脱帽です。
確かこの小説はアーヴィング氏の最新のものですが、
高校のレスリングチームや性転換者が登場する
典型的なアーヴィング小説と言えるでしょう。
私の感想は、この小説の設定がちょっとありえないし
話の展開がちょっと行き過ぎじゃないかというものでした。
アーヴィング氏の頭の中がどうなってるのか
とっても不思議な蒼い山の主婦に
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