カテゴリ:読書( 135 )

読書の秋

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本を読むのが好きな人間にとって、新しい作家との出会いはとても嬉しいものだ。
特にその作家が、まだ読んでない本を沢山出版している場合それをいつか読める楽しみができる。


f0155522_18515141.jpgそんな新しい作家の本に先週出会った。

伊坂幸太郎さんの重力ピエロ


母親がレイプされたために生まれてきた子供と家族の話。
重い課題かもしれないけど、読み終わるとすっきりとした。
伊坂さん、他にも数冊出してるし、若いからまだまだ書けるだろう。
長く付き合えそうな作家発見、嬉しいな。

それから村上龍の空港にてを読んだ。
大昔に彼の本は読んだことがあるけど、特に好きだとは思わなかった。
でもこの短編集はものすごく面白かった。
彼は、男の作家にしては女性の心理がよくわかっている。
平常に見える人の頭の中でどんなことをくよくよと考えているのか。

あまりにも面白かったので、村上龍の他の本も全部読んでみようと思った。

それからこの前モニちゃんが送ってくれた本も面白かった。
たかのてるこさんの「モロッコで断食」。
これはノンフィクションで、たかのさんが大学卒業前に行ったモロッコのことを綴ったもの。
面白くて一気に読んだ。
私も一人でよく旅行した方だけど、彼女みたいな度胸はなかったな。
笑って、はらはらして、泣いて、あきれて、ほっとして、そして胸が熱くなる、そんな本だった。




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by starofay | 2009-05-12 19:00 | 読書 | Comments(6)

ちょっとした奇跡

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先ほど買い物から帰ってくると、郵便受けに小包があった。

キャー♪

さっそく記念撮影。

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先日、本が大好きだという話をした時に私の大好きな台所劇場のモニちゃんが
最近読んで面白かった本を送ってくれると言ってくれた。

なにしろ外国生活30年以上だから、日本人にあたりまえの
遠慮とかいう慎み深さが私には欠けている。

わーい!と嬉しがって住所をモニちゃんに教えたら
早速着いてしまった。

嬉しいなあ。

ニタニタニタ、すごく嬉しい。


数日前まで東京のモニちゃん宅で読まれ終わり、
モニちゃんの作る晩御飯の美味しそうな匂いをかいでいた本たち。

パソコンの画面に映る青い山の裏庭の景色などをひとごとのように見ていた子たち。

自分が外国に行くはめになるとは夢にも見ていなかったこの子たちが
数日後にその青い山の裏庭で記念撮影を撮られている。

ちょっとした奇跡だ。

ありがとうモニちゃん。
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by starofay | 2009-04-07 10:48 | 読書 | Comments(5)

赤毛のアンの続き

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カナダの小説だけど、日本の女の子だったら誰でも知っている赤毛のアン。
この本、オーストラリアではあまり知られていない。
なぜか日本の乙女の心に響くなにかがある本なんですよね。

あまり知られてないかもしれないけど、赤毛のアンの作者、
ルーシー・オルコット間違えました。モンゴメリは、アンが主人公の本を10冊書いている。
私は全部持っていて、10代の頃は何回も読み返していた。

この間から、私の人生の選択に影響を与えている本を紹介してきたけど、
アンの大学時代の本もその一つ。

女友達と一緒に住んで大学に通うアンの青春にとても憧れていた。
だから私も大学時代は、寮に住むよりも数人の友達と家を借りて
住むことを選んだ。

それから私が新築の家よりも、古い家に魅力を感じるのも
アンの本や、18-19世紀のイギリスの小説を大量に
読んだせいかもしれない。

もう長いこと手にしたことがなかったけれど、先日せーちゃんが
本棚から一冊引っ張り出してきたのでめくってみると、面白くて
結局最初から最後まで読んでしまった。

これはアンが教師を勤めた3年間の話だったけど、
子供の頃に読んだのとはまた違った面白みがあった。

皆がよく知っている赤毛のアンは、気が強くて、夢見がちで、
愛に飢えている子供だったはず。
だけど、アンは大きくなり、大人になってどんどん素敵な女性
になっていく。

10代の頃の私が理想とした女性は、今読んでもやっぱり
魅力的な人だった。


気軽にコメントを残していって下さいね。
はじめての方でも大歓迎です。

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お返事

鍵コメ・モちゃん
私はある面すごく古い日本が残っていて、別な面では外人そのものだから
いつか会えたら覚悟しておいてね。

あゆみちゃん、
あゆみちゃんは、片付け魔だから絶対に新聞の上にボンとは置けないでしょう。
うちのテーブルには大体いつも本とか新聞がのっているよ。
夫婦そろって活字中毒なの。

ほ助ちゃん、
スパニッシュ風のオムレツはやっぱりジャガイモが決め手だよ。
もっとも、本場では分厚くて冷たいオムレツを食べているけどね。

ポポちゃん、
これ、かなり手抜き料理だけど、とにかくせーちゃんが食べてくれるのがありがたいの。

明日香ちゃん、
家族で遊びに来てくれてありがとう。
うふふ、娘ちゃんせーちゃんとご対面したのね。
遠いから生のご対面は難しくて残念。

昨日ね、教えてもらったオムレツ作ろうと初めてコーンビーフの缶詰を買ってきたの。
made in Australiaだったんだけど、白いチューブみたいなものが
沢山入っていて(血管?)、Ingredients見たらBeefの他に
Beef heartとかpreservativesとかが入っていたから捨てちゃった。
あー怖かった。今度は最初にIngredientsチェックしてから買うね。

江戸の俊さん、
まあ、お嬢が食べてくれるものの中ではヘルシーな方でしょう。

バブちゃん、
これはチーズとベーコンだけで充分美味しいけど、
お好みでケチャップかけてもいいと思うよ。

天使さん、
こちらも日本人の人口が大分増えているようです。
中には英語が苦手な人達も大勢いると思いますよ。
top.25today.com
ご興味があれば、このサイトが役に立つかも。

なーちゃん、
忙しいのに訪問ありがとうね。
Financial Timesは、今でも高級品の広告が沢山出ているよ。
でもこの不況の時にブランド品にお金使う人いるんでしょうかね。
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by starofay | 2009-03-22 09:21 | 読書 | Comments(6)

人生を変えた料理の本

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これが、シドニーの都心から近いフラットからブルーマウンテンに越すきっかけとなった本。

この料理の本と出合ってなければ、今はまだシドニーに住んでいるはず。

そもそも私の人生を揺るがしたものが食べ物に関するというところが私らしい。笑


この本は3年前に、クリスマスのプレゼントに間にあうように出版された。

オーストラリアでは、毎年クリスマスの2ヶ月前くらいに有名なレストランのシェフが料理の本が数冊出版される。だからこの本が出たことをテレビ、新聞、料理雑誌などで見た時も、また新しい本が出たのかとしか思わなかった。

ショーンズ・パノラマというレストランがボンダイにあることは知っていたけど、行ったことはなかったし、あまり興味も持っていなかった。

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この国では本が高い。この手の料理の本は安くて45ドル、高くて100ドル以上するのが普通だ。だからよっぽど気に入った本でなければ買わない。

ある日、ブッククラブ(メールオーダーのビジネス)のチラシを見ていると欲しい料理の本がものすごく安くなっていた。他にも沢山安くなっている本が載っていた。

入会オファーで4冊まで注文できるようになっていて、入会した後はそんな破格では買えないようだったので4冊買うことにした。そして4冊目に選んだのがこの本だった。

宣伝効果のためか、この本がだんだんと気になり始めていたのだ。

(ちなみに、このブッククラブに入ったことを後でものすぐく後悔した。オーストラリアに住んでいる人は気をつけてね。欲しくない本を高価格で無理やり買わされるよ。)

シェフで作者のショーン・モランは、パートナーと週の半分ボンダイでレストランを経営し、後の半分をブルーマウンテンの自宅で過ごしている。

彼のレシピもなかなか良いのだが、彼がブルーマウンテンの自宅で料理をしながら、裏庭に走り出てレモン、月桂樹の葉や野菜を採って台所に戻って鍋にいれる流れを書いた文章に惹かれた。彼は野菜だけではなく、数十本の果実の木、鶏、そしてなんと蜂まで飼っているのだ。なんて理想的なライフスタイルだろうと思った。

つづきはまた明日。
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by starofay | 2009-02-05 09:31 | 読書 | Comments(9)

Great Gatsby

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私は村上春樹の本は大昔に読んだノルウェイの森しか知りませんでした。出版当時、海外に住んでいる日本人にもノルウェイの森の人気は届いてました。それから長年何故か彼の他の本に興味を覚えることなく生きてきました。それが2年前日本の家族が送ってくれた「海辺のカフカ」を読んで急に彼の本に目覚め、それから彼の書いた本はほぼ全部読んでます。本って良いですよね。読む時期がくるまで待っててくれますから。

村上春樹が好きな本にグレートギャッツビーを挙げているのは知ってましたが、とうとう翻訳まで出版したという話を聞いたので昔読んだ本を本棚の奥から引っ張り出してきました。
私は英語で書かれた本は英語で読みます。いや、決して自慢ではありません。子供の頃から30年も英語圏に住んでいるので英語の読み書きができるのはあたりまえ。それに私、翻訳の仕事もけっこうしてきたので。

16年前に読んでいるはずなのですが、全くと言って良いほど内容は覚えてなかったです。あの頃私の頭はザル状態だったのでしょうか?

おかげで実に新鮮な気持ちで読めました。そしてこんなに面白い本だったのかと唖然。本って読む人の成長度とか経験とかその時の精神的なものによって随分と味わいが違うのだなと改めて思いました。

そしてなんて翻訳しにくい小説なんだろうと翻訳者の苦労が痛いほど分かりました。大変でしたねえ村上さんと心の中で労いながら丁寧に読みました。今度(いつの日か)帰国したら、本屋に立ち寄り村上春樹がこの文章だけでもどうやって翻訳したか調べてみたいと思います。

“ …what foul dust floated in the wake of his dreams that temporarily closed out my interest in the abortive sorrows and short-winded elations of men.” (英語版では2ページ目の下の方)

最初に読んだ時は意味不明。小説を読み終えてからじゃなければ理解は不可能と思われます。読み返してようやく「あーそういうことか」とわかってきた文章です。

若い頃読んだ本を読み返して全く違う感想を持ったことありませんか?

ちょっとお堅い内容でした?

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最後に黒ゴマ入りチョコチップクッキーでもいかがでしょう。

いつも作っているオーツ入りチョコチップクッキーに黒ゴマを入れたのは、単純にたまたま賞味期限がぎりぎりの擦った黒ゴマがあったから。でもなかなか美味しかったよ。
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by starofay | 2008-11-05 07:44 | 読書 | Comments(9)