14歳の人生儀礼

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私が父の転勤で来豪したのは、
14歳の時でした。

日本の夏から、オーストラリアの冬へと。

飛行機の中で見た朝焼けが
とても美しく印象的で、
人生の大きな変化を象徴するようでした。

東京の熱帯の夜から、
ひんやりとした眩しいシドニーの朝。

全てが真逆の世界です。


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そして現地校へ通うようになりました。

中学生でしたから、一年ちょっと日本で
英語を習っていたわけです。

全くのゼロからスタートした妹達と比べると、
少しは習っていた私の方が
楽だったのかもしれません。

相手の言っていることが
ほぼわかるようになるまで半年以上。

自分の言いたいことが
ある程度言えるようになるまで9ヶ月。

でもスムーズに言えるようになるまで、数年。

読み書きも不自由なくできるようになるまで、
10年以上かかりました。

思えば私の人生儀礼は、長かったですね。

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もちろん言葉以外にも
価値観の違い、
考え方の違い、
風習の違いなど
いろいろと慣れないことはあったわけです。

その全ての経験が、学ぶ機会であり
精神を成長させる栄養だったのですね。

そんなチャンスを与えられたことに対して
感謝の気持ちで一杯です。

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嬉しい、楽しい、愛している、ついている、ありがとう、感謝、許します

Enjoy the rest of the weekend!

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by starofay | 2016-10-23 06:55 | その他 | Comments(6)
Commented by sakanatowani at 2016-10-23 08:22 x
14歳って、周りの様子をきちんと見られて、いろいろなことを敏感に感じて、自分の考え方もきちんと持って、自分の世界、時には家族にも言わない自分の世界も持って・・・っていう年齢だよね。そんな時期にかおりさんはオーストラリアに渡ったのね。
想像でしかないけれど、あらゆることが洪水のように、時には嵐のように、色とりどりの色の洪水のように、かおりさんの世界に流れ込んできて、そこから少女かおりさんは自分や自分の世界を形作ってきたんだね。
すごいことだなあ。
Commented by Mumちゃん at 2016-10-23 14:51 x
中学生って、思春期とか反抗期とか、色々名づけられてる年代やん。
そーゆー意味では、何も考えずに入っていける小学生の妹さんたちよりもタイヘンやったかもね。
それを乗り越えたから、今のかおりさんがあるとも言える。

英語そのものって言うよりも、このシチュエーションで何と言う?とかの文化と言うか、言い回しの習慣?とかそーゆーのが、人生を半分以上過ぎたニンゲンには難しい(涙)
Commented by emirin at 2016-10-23 21:00 x
なるほど〜。14歳って微妙ですね。
大人になってからの3、4年は知らぬ間に経っていて変化の小さい数年ということもあるけれど、子どもの1年は大きい。だからもし17歳で渡豪していたら、語学面ではもう少し理解が深く始まり、でも精神面でより受け入れ溶け込むのに時間がかかっていたかもしれませんね。

その人生儀礼、かおりさんがたくましく、しなやかな人間になるためにあるべくしてあったのかしら?

とっても大人になってから渡った場合、人生経験で言葉以外の想像力を使って思考と会話が成り立っていますが、社会の制度やちょっとした文化の違いに無知を感じてます。多分10年後も20年後もそういう場面に遭遇しそうです。
はて、私の、通過儀礼、何だったのだろう・・・?

アイリス、綺麗ですね。我が家はまだ咲き始めたばかりですが蕾が控えていて、今週中にはもう少し賑やかになりそうです。
Commented by tuto at 2016-10-24 09:19 x
私も海外在住中ですので、
今日の記事は思わず「うんうん」とうなづきながら読ませていただきました。

言葉の壁に始まって文化の壁にまつわるいろいろな出来事は
14歳の女の子が受ける人生儀礼としては余りにも大きなものだと思いますが、
それを乗り越えた先に
今のかおりさんがいらっしゃるのですね。

Commented by Emmentalcheese at 2016-10-24 14:27 x
すべてのことに敏感に反応するようになる中学生。
その時に海外で暮らす、情報も簡単にメディアで、観れたりできなかった時代だろうから、不安もあったでしょうね。

色んな経験を積み重ねて、今のかおりさんがいるね。
Commented by starofay at 2016-10-25 14:39
さかなさん、
そうそう、多感な14歳。
今思えばすごい体験をさせてもらったもんだ。笑

マムちゃん、
うん、私もまた別の国で新たに語学を勉強したいとはひとつも思わない。笑

エミリンさん、
子供でも大人でも、どんなに良い国でも外国に住むというのは試練がつきものなんだと思います。
うちも今度は、黄色いアイリスがそろそろ咲き始めそうです。

ツトさん、
はい、今となっては貴重な体験をさせてもらったと思いますが、当時は乗り越えるのに必死でしたよ!

エメンタールチーズさん、
今とは本当に時代が違ったなー。(遠い目)
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