Katherine Carlyle

Katherine Carlyle

Rupert Thomson / Corsair



図書館の新書のセクションで
適当に選んできた本ですが、
これは結構面白かったです。

まだ子供の頃に母親を亡くしたキットは、
ローマで父親と二人暮らしの19歳。

でも父親は、レポーターで
いつも海外の戦地を飛び回っている。

大変な美人で、多くの男性から思いを寄せられていても
頭が良くて、オックスフォードに進学が決まっていても、
彼女は、満たされていない。


体外受精で生まれた自分。

8年間も胚として冷凍庫で保存されていたらしい命。


父親から本当は愛されていない。
きっと母親の病死も自分の責任だと思われている。



彼女は行方不明になることにする。


映画館で前の席に座っているカップルが
彼等のベルリンの知り合いの男性の恋人が
あの素敵なアパートメントから出て行ってしまったらしいと
うわさ話をしているのを聞き、
彼の名前と住んでいる街路の名前を頭に刻み、
ベルリン行きの飛行機に乗る。

ベルリンでは、その街路に並ぶアパートメントの
ブザーの横にある名前をチェックし、
恋人に去られた男性を見つけ、
尾行し、声をかけ、友達になり、
アパートメントに泊めてもらうことに成功する。

そんなふうにして彼女は全くの偶然だけをたよりに
人から人へ、
国から国へと
優秀なレポーターである父親にも見つからないような
辺鄙で、北極熊が辺りを徘徊する
寒い離島にたどり着く。

そこで彼女は冬を越すことにしたのだ。


8年間冷凍庫で保存された命の始まりを
やり直すように。


愛してます
ついている
うれしい
楽しい
感謝します
しあわせ
ありがとう
ゆるします

ごめんなさい
許して下さい

美味しい〜(by JJ)


Be safe and have a good day!
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by starofay | 2016-07-25 19:41 | 読書 | Comments(3)
Commented by Mumちゃん at 2016-07-26 11:20 x
ヒマなのに
日本から結構な本を持って来たのに
全然、読んでないや(^^;
Commented by tantan_quelle at 2016-07-26 18:37
主人公のルーツを巡るお話、面白そうですね。
途中から(?)舞台がベルリンになるのも気になります。
Commented at 2016-07-26 18:50
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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