図書館でなんとなく手に取ってみた
オーストラリアの作家デブラ・オズワルドの小説
Usefulを読みました。
彼女は、オーストラリアの人気テレビドラマの脚本家でもあるので
最初のページから掴んだ読者の心を
離すことなく物語を進めていくのには長けています。
サリヴァンは、失業中で、ホームレスで、
アル中で、恋人もいなければ、友達にも見放され、
ビルの屋上に登って飛び降りようと決心するが、
目が覚めていると病院で、
自分が飛び降りる前に転倒してしまったことを知る。
生きていても全く何にも役に立たないと思っていたサリヴァンが、
病院で、自分の腎臓を一つ誰かにあげようと思い立つ。
さっそく泌尿器科に向かい腎臓を差し上げますと宣言するのだが
簡単にはいかない手続きがあり、
全てうまく行っても、実際に移植の手術ができるのは
一年近くかかると言われる。
とにかく腎臓を誰かにあげることができるまで
生きて行こうと決心したサリヴァンは、
前妻の友人の父親が亡くなり、
フラットに残された老犬の面倒をしばらくの間
見ることになる。
それからサリヴァンは、肉体労働の仕事を見つけ
規則正しい生活をするうちに健康になり、
新しい友達を作り、古い友達と会うようになり
恋をするのだが、、、、。
とても面白い本でした。
今年出版されたばかりで
日本語版は出ていません。
誰か私を翻訳者として雇ってくれないかしら。
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美味しい〜(by JJ)
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