Bring up the bodies

肌断食の記事にいただいたコメントには全て(非常に珍しく)お返事を書きました!

Bring Up the Bodies

Hilary Mantel / Fourth Estate Ltd



罪人を召し出せ

ヒラリー マンテル / 早川書房



これは、ウルフホールの続編で
チューダー時代に活躍したトマス・クロムウェルの観点から
ヘンリー八世を取り巻く人々、政治、宗教を描いた作品です。

作家のヒラリー・マンテルは、
ウルフホールに続き、この続編でも
ブッカー賞を獲得しました。

ウルフホールでは、アン・ブーリンが
ヘンリー八世をとりこにし、
スペインの王女キャサリン・オブ・アラゴンとの
結婚を無効のものとさせました。

ヘンリー八世は、ローマ法王に反抗しただけでなく
イギリスをカソリック教から独自のアングリカンに変えてまで
アン・ブーリンを正式な妻として迎えたかったのです。

あの手この手を使ってそれを現実化させたのが
トマス・クロムウェルでした。

この続編では、女王となったものの
王女のエリザベス以外に
王家を継ぐ男児を産むことができない
アン・ブーリンの立場が
だんだんと危うくなって行きます。

そして頭が良くて、出しゃばりで、
勝ち気な妃より、
控えめなジェーン・シーモアに
ヘンリー八世が惹かれて行く様子が描かれています。

アン・ブーリンの悲劇は、
彼女の流産によって決定的なものとなってしまいます。


世界の王家の歴史の中でも際立つこのドラマは、
あまりにも有名ですが、
策略家のトマス・クロムウェルの観点から見る
キャラクター達が鮮やかです。

まるで作者が彼の頭の中に入って
経験して来たかのよう。

興味深いことにヒラリー・マンテルは、
以前ビヨンド・ブラックという小説で
死者とコミュニケートする霊媒師について書いているのですよ。




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美味しい〜(by JJ)


Be safe and have a good day!
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by starofay | 2014-05-24 19:23 | 読書 | Comments(1)
Commented by morinokochaorin at 2014-05-27 18:08
ありがとう~。こういう本の紹介はうれしいわ~。
肌断食ね。私も何にもしない方がいいような気がするよ。

日中すごく日焼けしていても意外にシミは少なかったような・・・・・

ただずぼらなだけだけどね。

かおりちゃんに初めてあったときは、すっぴんだったんだよ。
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