Unlikely Pilgrimage of Harold Fry

The Unlikely Pilgrimage of Harold Fry

Rachel Joyce / Black Swan



ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅

レイチェル・ジョイス / 講談社



アムステルダムに住む友達に薦められて
読んだ本です。

面白くてあっというまに読んでしまいました。


イギリスの最南地に住むハロルドは、定年退職して妻の
モーリーンと変化のない毎日を過ごしている。

ある朝、彼の元にピンクの封筒が届く。

20年前に仕事を辞めて消えた
昔の同僚だったクィーニーという女性がガンで
もう長くはないのでお別れの手紙だった。

大変なショックを受けたハロルドは、
すぐに返事を書いて
郵便を出すために普段着のまま出かける。

いつものポストを通り越して
郵便局まで出かけることにして歩き続け、
郵便局に着いてもなんとなく歩き続け、
しばらく歩いて行くとお腹がすいたので
ガソリンスタンドに入る。

ハンバーガーを売ってくれた女性に
おもわず友達がガンにかかっていると
打ち明けると彼女は、
彼女の叔母もガンだった。
だけど信じることが大切なんだと言われる。

ここでハロルドは、彼女が治ると信じていたために
叔母が快復したのだと思い込んでしまい、
彼はクィーニーの快復のために
何かしたくなるのだった。

ハロルドは、遠い地に住むクイーニーに会いに
歩いて行くと決心する。

歩いて会いに行くから、あなたは頑張って生きてください。


そしてハロルドの長い長い巡礼の旅が始まる。


歩きながら息子のこと、
最愛の妻のこと、
クィーニーのこと、
子供時代の頃のこと、

いろんなことを思い出し、
後悔し、自分を責め続け、
自分の身体を痛めつけるように歩くハロルド。


ポストを出しに出かけて帰ってこない夫を待つ
モーリーンは、最初は怒っている。

だけど彼女は、もう20年も怒り続けてきたのだった。


怒って怒って怒り続けて
そしてやがて彼女にも変化が表れる。


ハロルドの巡礼の旅が進むにつれ
彼らの間の距離が広がるにつれ、
夫婦の溝が埋まって行く。


とても良い本でした。

昔、20年前にイギリスに住んでいた頃、
私もよくハロルドが歩いたイギリスの田舎を
旅し、歩いたのでとても懐かしく、
そしてハロルドの息子のような人を
実際に知っていたので
なんとも不思議な感じがしました。




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美味しい〜(by JJ)


Be safe and have a good day!
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by starofay | 2014-03-19 02:27 | 読書 | Comments(5)
Commented by John.John at 2014-03-19 09:45 x
また読みたくても読めない本が増えてしまった
かおりちゃん、翻訳して
Commented by starofay at 2014-03-19 10:48
JJ兄、翻訳出てるよー。
Commented by tantan_quelle at 2014-03-19 15:00
内容や登場人物にすごーく親近感を覚えて感情移入できる本ってありますよね。
すごく感動したのにもう1度読み返したくない本(内容が重く辛い物)もあれば、考えさせられるから・読むと明るい気分になるからと理由はそれぞれでも何度も読みたくなる本もあります。
映画もそうですよね。
Commented by Mumちゃん at 2014-03-19 16:56 x
かおりさんの読書の幅って、ほんとスゴイよねぇ
Commented by sakanatowani at 2014-03-19 19:09 x
ああ、ハロルドは歩き続けたんだ〜。いいね〜、読みたくなる内容だわ。
ハロルドは、巡礼の間も、奥さんとコンタクトはとっていたの?
とっていてほしいなあ。
いつか読んでみたいです。
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