今月のブッククラブに選ばれた本(ノンフィクション)です。 スーザンが最後に父親と別れたのが、4歳の時のこと。 母親と列車に乗り込んだスーザンに手を振り、 見送った父親は、 スコットランドに行って家族一緒に住む家を見つけたら スーザンと母親も後でスコットランドに行くと 彼女は聞かされていた。 それから寄宿学校に住み込みの 教師となった母親と生活しながら スーザンはずっと父親が 家族が一緒に住む家を見つけてくれるのを待っていた。 何年もずっと待っていた。 一度だけそう遠くない病院で手術をした父親に 会いに行きたいと訴えてみたけれど、 父親は、会うことに同意してはくれなかった。 やがて彼は、オーストラリアへ新しい家族と移住してしまった。 スーザンは、それでもずっと父親に手紙を書き続けた。 返事は、父親の新しい妻の エリザベスからくることが多かった。 大学生のスーザンが結婚すると 父親の姉という人物から結婚祝いが届いた。 スーザンがその伯母に会いに行くと、 伯母は、スーザンの喋り方がオーストラリア訛りでないことに 驚いた。 なぜ私がオーストラリアのアクセント? もっと驚いたのは、スーザンの方だった。 だってあなたはずっとオーストラリアに住んでいたじゃない? そんなことはないと言うスーザンに、 伯母は、オーストラリアのあなたから 手紙やプレゼントを受け取っていると言う。 スーザンの父親は、別れる妻に 絶対に彼の実家にコンタクトしないように 懇願したのだそう。 そして実家にはオーストラリアから 別れた妻と娘の名で手紙が届けられていたと 判明した。 そんなことからスーザンの真実探しが始まった。 彼女が月日をかけて突き止めた真実は、 事実をならべただけで、どんなフィクションより 信じ難いものだったけれど、 実は、父親の第二の母は、 (英語圏では)有名な小説家のエリザベス・ジョリーだった。 秘密を隠すために始まった嘘に 嘘を重ねてできあがった複雑な物語。 面白かったです。 応援クリックよろしくお願いします。 ありがとう 愛してます ついている うれしい 楽しい 感謝します しあわせ ありがとう ゆるします ごめんなさい 許して下さい 美味しい〜(by JJ) Be safe and have a good day!
by starofay
| 2014-03-02 13:20
| 読書
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Comments(7)
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by
Mumちゃん
at 2014-03-02 23:08
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あらあら、気になるわ、ヒミツのお話って
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ママン
at 2014-03-03 10:58
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秘密が気になります。
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John.John
at 2014-03-03 16:34
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by
sakanatowani
at 2014-03-03 16:39
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ノンフィクションなんだ〜。
おもしろそうで読んでみたいけど、でも、その当事者が自分だったら・・・と思ったとき、複雑な気持ちになるなあ。
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by
fran
at 2014-03-03 23:08
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隠さなくれはいけない秘密って・・・・どんなに急ぎの仕事があっても
ページを捲る誘惑に勝てそうにないですね(笑)
Commented
at 2014-03-03 23:25
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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