マザー・タン

The Mother Tongue

Bill Bryson / William Morrow Paperbacks



英語のすべて―ことば この不可思議にして魅力ある世界

ビル ブライソン / 研究社出版



現在読んでいる本です。


日本で生まれ育った人の99.999%の人は、
日本語の読み書きを習得するのに
大して苦労をしませんよね。

なぜなら「あ」の読み方はあであり、
他の読み方はあり得ないからです。

もちろん漢字にはいろんな読み方があるけれど
少しずつ学べば、普段使う言葉くらいは
中学生になれば読めるようになります。

そんな日本語を母国語とする私達にとって
英語の読み書きの初歩は、ローマ字。


でも、ローマ字的な読み方と
実際の発音とはかなり違うのが問題です。



英語って、英語の国に住んで
毎日英語を使わなければならない状況にいると
時間が経てばある程度は誰にでも喋れるようになります。


ただ問題は、ある程度喋れるようになっても
読み方や発音が書いてあるスペリングとは
無関係に思える単語が数えきれないほどあって、
そんな単語を見つける度に
絶望的な気持ちになるものです。


それでも私のように海外生活が非常に長いと、
最初の苦労は忘れがちなのですが、

英語を読むのって難しいな〜とつくづく思ったのは、
お嬢がリーディングを習っている過程でした。

Knee(ひざ:ニー)とKnight(騎士:ナイト)に
なぜKがついているのか。


Night (夜:ナイト)と Right(正しい:ライト)に
なぜ ghがついているのか。

Coal (石炭:コール)と Call (声をかける:コール)は
同じ発音になるのか。


こんな例を挙げればきりがありません。



ドイツ語も文字には発音の規則があって
書いてある通りに読めば良いのですが、
英語だけはスペリングと発音の規則が
実にゆるいのです。

だから英語圏の国では、未だに字が読めない人達が
決して少なくはないようです。


前書きが長くなりましたが、
ビル ブライソン氏のマザー・タンは
この英語がなぜこんなややこしいことになったのか
面白く説明してくれます。


一時、アメリカでは少しでもこの複雑なスペリングを
シンプルにしようとする動きがあって、
実際いくつかの単語はスペリングが変わりました。

たとえばセンターという言葉は、

イギリスでは、Centre
アメリカでは、Center


こんな風に変えたのです。



でもスペリングが単純化されたのは
ほんのわずかな単語なので
相変わらず英語圏で読み書きを学ぶ人達の苦労は続きます。


なんでこのスペリングでこの読み方なんだよ!


と、怒った事のあるあなた、
この本、読んでみませんか?037.gif



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by starofay | 2013-08-21 17:59 | 読書 | Comments(8)
Commented by tantan_quelle at 2013-08-22 05:45
「ドイツ語は英語と違ってスペルの通りに読めば良いから楽」と聞いていたのですが、実際には外来語もあり必ずしもスペルの通りではない単語もあります。
それでも英語に比べれば例外は圧倒的に少ないですね。
ただ、英語と違って単語が変化するし、変化の仕方も例外(不規則)がとても多く、名詞に性別がなく単語の変化がシンプルな英語の方が楽だなぁとつくづく思います。
いずれにしても、日本語ですら知らない単語がたくさんあるのに、ネイティブ以外で外国語を習得するのはかなり難しい事ですよね。
Commented by sakanatowani at 2013-08-22 15:39 x
この本、すごくおもしろそう!
やっぱり、外国に住むようになって、日頃日本語をまったく使わない状況に暮らしていると、言葉の問題を常に頭の中に持っているんですよね。特に私のように、30代以降に来たものにとっては、外国語は母国語になりえないわけですし。
すごく身近で興味深いので、いつかブログに書こう書こうと思っては、なかなか複雑すぎて踏み出せないでもいます。
英語の発音とスペルの問題、おもしろいですね〜。
イタリア語はまさに「“ローマ“字」なので(一部を除く)、読むのも発音もらくちん。すべての音に母音を必要とする日本人には、すごく楽な言葉だと思います。
一方英語は、子音の音もちゃんと音になってないといけない!これはほ〜んとに大変!
子どもの外国語習得法を見ていると、本当に大人とは違うんだなあと思って、すごくおもしろいです。
そしてますます、自分の脳の中の外国語ってものにも、興味を持ってしまうのです。
この本、いつか読みたいなあ。
Commented by きな子 at 2013-08-22 16:20 x
ああ~、英語学習におけるあるある~・苦笑
学生時代、
真面目と程遠い生活でしたので、こんな歳になって、異国で苦労してます(>_<)
英語に触れた事のなかった子供たちは、耳からスルスルと覚えたけれど、読み書きはやはり日本と同じ、繰り返し書かないと覚えられないみたい。

私の周りのハーフの子達は、日本語(日本人学校)→英語(インター)の順に学んでる子が多いですが、日本語から叩き込んだ方が楽チンって事なのでしょうか??
母語が2カ国語って、大変だなぁと・・・。
Commented by hiro at 2013-08-22 19:44 x
あ~、じゃ私がわからなくてもいいんだ!(って問題じゃないですが)
ハングルを勉強しようと、書いて覚えるだのなんだのと買ってきては2-3pで挫折し続ける私って・・・。日本語同様、母音と子音と分かれているからそれはいいんだけど・・変化が違うし、パッチムはいるとすでに@@@@@。それ以前に日本語も怪しかったんだっけ・・身の程知らずですね。でも、せーちゃん!私も同じ事を感じるわ。でもって、イントネーションで山口育ちのだんなと時々やらかすのが、橋と箸。海苔と糊 程度低いかぁ・・我が家って。
Commented by harumski at 2013-08-23 06:18
そうですね〜英語って面倒。うちの次男坊は小さいときから読んで文字を学ぶことが多くて、chのつく言葉を「ち」と読むのか「しゃ」と読むのかごっちゃになってたのを思い出しました!
Commented by starofay at 2013-08-23 11:43
きな子さん、
きっと皆さん英語は放っておいても覚えるけど
日本語が大事だと思ってらっしゃるんでしょうね。
うちの子の日本語は、、、、あははは
Commented by きんさん at 2013-08-25 15:36 x
お久しぶりです(以前に何回かコメントさせていただきました) Bill Brysonのこの本、面白そう、と思って今日図書館で借りてきました。コドモ(10歳)と一緒に1ページ目を読んで大爆笑。イギリス生まれのダンナも私が読み終わったら次に読みたいそうで。あまりBill Brysonは読んだことがなかったのだけど(ダンナが何冊か持っているので)他にも読んでみようかと思いました。
Commented by starofay at 2013-08-26 16:48
きんさん、
ブライソン氏のユーモア、私は大好きなんです。
私はほぼ全部読んでますよ。おすすめです。
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