最後の将軍

最後の将軍―徳川慶喜 (文春文庫)

司馬 遼太郎 / 文藝春秋




徳川慶喜は、15代将軍。
そして最後の将軍となった人でした。

テレビの時代劇でおなじみの江戸時代は、
むかしむかし、大昔というイメージがあったのですが、
最後の将軍であった徳川慶喜は、
大政奉還後も長く生き、
亡くなったのが大正2年のことだったそうです。


私の父方の祖父が生まれたのがまだ明治でしたから、
最後の将軍が亡くなる前に生まれていると気づいた時、
私の頭の中で、平成の日本と江戸時代が
ぴーんと繋がりました。


歴代将軍の中で最も優秀で、何でもでき、
雄弁であったと言われる慶喜が
あっさりと大政奉還を承諾したのは、
勝つ見込みのない戦に興味がなかったのでしょうし、
それだけ先を読む能力があったということでしょう。

むしろ、将軍を辞めてから
実に楽しそうな趣味生活を送っています。

大弓、打球、鉄砲猟、放鷹、謡曲、油絵、写真に刺繍。

銀の飯盒を火鉢にかけて
自分で毎日ご飯を炊いたのだそうです。

それから成人しただけで10男、11女の子をもうけています。


この本の対象となった将軍になる前から大政奉還の前半生より、
後半生の方が、彼は確実に幸せだったのではないでしょうか。



幕末って案外最近のことだったと気がついた
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by starofay | 2012-10-28 15:28 | 読書 | Comments(6)
Commented by tantan_quelle at 2012-10-28 17:46
それまで将軍として多くの人が身の回りの事一切を(多分着替えすら自分でしていなかったのではないでしょうか?)してくれていたのに、後には毎日自分でご飯を炊かれただなんてすごいですね。

10男、11女にも驚きです!
奥方は何人いらっしゃったのでしょうか。

将軍が将軍でなくなくなってからの後世、私も興味があります。
面白そうな本のご紹介、ありがとうございます。
Commented by sakanatowani at 2012-10-28 18:59
やっとインターネット復活しました!祝

実は私、高校から世界史まっしぐらで、日本史は無知。だから物語からでも日本史を改めて読んだらおもしろいだろうなあと思っているのですが、なかなかそれもままならずにいます。
こんなふうに幕末と今がリンクするように感じられると、さぞおもしろいでしょうね!
こちらに来て日本人とヨーロッパ人の世界に対する感じ方の違い、立ち位置の違いを体感すると、長い長い鎖国→次第に町民文化の充実→開国という時間が、今の日本人の感覚を養ったのかなと強く思うことがあります。
徳川慶喜は将軍を退いて後、自分でご飯を炊いていたのですか!
今までしたことのなかったその作業は、さそがしおもしろく感じたでしょうね。
「飯炊きはおもしろい」などと書かれた日記は残されていないのかしら(笑)
Commented by fran at 2012-10-28 22:49 x
ブルーマウンテンですごい本読んでるね~かおりちゃん!!

うん、彼にはいろいろな見方があるよね。
徳川は放っておいても倒れたと思うし、時代の流れは開国だよね。
でも、文明開化は徳川でも明治でも同じだったと思わない?
流れは誰にも止められなかった。

勝てば官軍という言葉が出たのもこの頃と言うのが可笑しいね(^^ゞ
Commented by ぺるしゃん at 2012-10-28 23:32 x
こんばんはぁ。

私も江戸時代は昔のことと思ってしまいます。
そう考えるとそうでもないんですよね。

学生の頃は歴史に全く興味がなかったんですけど、最近になってようやく興味を持つようになりました。
これからでもいろいろ学べると思いつつ、なかなかです。。。
Commented by John.John at 2012-10-29 10:41 x
なぜか試験勉強をしなければいけなくなると
司馬遼太郎が読みたくなる病を患ってた時期があったわ
徳川の時代って250年位続いて
最後の将軍が一番優秀だったのも皮肉な感じがするわ
読み直してみようかな
Commented at 2012-11-21 17:36 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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