The Man Who Loved Children

The Man Who Loved Children

Christina Stead / Picador USA



昨日、読み終わった本です。


クリスティーナ ステッドは、オーストラリアで生まれ亡くなった作家ですが、
ほとんど海外で人生を過ごした人です。

この本は、1940に出版され、それから長い間ほぼ忘れ去られていたのですが、
現在のアメリカで最も重要な文学作家の一人であるジョナサン フランゼンの
最も愛する小説ということで新たに注目されるようになりました。


読み進むにつれ、唖然としてこんな家族があるなんて信じられないというのが
多くの読者の感想だと思われます。

しかし、この小説は作家自身の子供時代をベースに書いたものなのです。


父親は、金髪でハンサムでいつも陽気なサム。
継母は、ルックスも性格もダークなヘニー。

この本のタイトル「子供を愛した男」であるサムは自分勝手で傲慢、
ヘニーは裕福な家の出身ですが、
彼女の父親はいつのまにか財産の大方をなくしていて、
今は彼女自身の秘密の借金を抱えています。

彼女があまりにも頻繁にヒステリックに爆発し卒倒するするので、
子供達も慣れたものですぐにクッションを用意する訓練ができています。

夫婦は子だくさんですが、険悪で
どうしても必要なことは、子供を通して相手に伝えます。

サムが失業するのと同時に、ヘニーの父親が亡くなり
彼等がそれまで住んでいた上級エリアの屋敷から
下級エリアのボロ家に引っ越し、家族はますます貧困になっていきます。

主人公のルイーザ(クリスティーナ ステッド)は、
太っていて、みっともないティーンエージャー。

多くある小説の中で、彼女ほど美しくない主人公は珍しいと言えるでしょう。

彼女は自分のことを醜いあひるの子と呼んでいます。

そんな彼女が地獄のような家庭事情をどんな手段を使って変えようとし、
そして脱出するのか。


読んでいて楽しくなる本ではないのですが、
確かに読み応えのある小説でした。




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by starofay | 2012-08-01 16:53 | 読書
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