最高にハッピーな難民

夕べの読書クラブの本は、

The Happiest Refugee: The Extraordinary True Story of a Boy's Journey from Starvation at Sea to Becoming One of Australia's Best-Loved Comed

Anh Do / ReadHowYouWant




アーン ドオ氏は、オーストラリア人なら誰でも知っているコメディアンです。
くったくのない笑顔を持ち、人に好かれやすい性格の彼は、
子供の頃にベトナムから難民として
ボートでオーストラリアへやってきました。


この本は、彼の家族の話しです。


彼の両親がベトナムでどうやって出会い、
結婚して暮らしていたか。

なぜベトナムを命からがら去る必要があったのか。

途中でどんなに怖い目にあったのか。


どれほど彼の両親が実を粉にして働いてきたか。

過去の悲劇が彼の父親をアル中にし、
家族に暴力を振るう人間にしていったこと。

父親が去った後、母親がどれほど苦労をして子供達を育てたか。


優秀な兄弟が名門学校に奨学金を得て通うようになったは良いけれど
新しい制服さえも買えない貧乏。

中古の大きなブレーザーの袖を短くして着ていたものを
大きくなると少しだけ色違いの布で長くして着ていたハイスクール時代。


それでも優秀な成績で卒業し、大学へ行き、
難関のエリート事務所からオファーがあるにも関わらず
コメディアンになると決めたアーン。

そして数年のうちに彼はいろんなテレビ番組に出演するほど成功するのです。



読書クラブの一人は、現在オーストラリアへ大勢の難民が押し寄せている中、
そしてうまくオーストラリアへ生きてたどり着くことができた難民が
刑務所と対して変わらない施設へ長期間入れられているのだから
アーンは、テレビでの成功なんてどうでもいい事を書かずに、
もっと真剣に難民問題について書くべきだったと言ってました。


でも私は思うのです。

コメディアンとして生きる彼にとって、
彼のオーディエンス(視聴者/読者)は、大衆です。
 

少しでも多くの人に読んでもらうためには、
おもしろおかしく書く必要があったでしょう。


真剣に難しいことを書かなくても、
ただ、生まれ育った国で家も、財産も、社会的位置も、
親戚や友達を全て捨ててボートに乗るには、
それだけの理由があるからだと
多くの人にわかってもらえるだけで良いのではないかと思いました。


The Happiest Refugeeは、読書クラブがなければ読む事がなかった本です。

普通なら読む事のない本を読むことができるから
読書クラブって楽しい045.gif




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Be safe and have a good day!
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by starofay | 2012-07-28 13:13 | 読書
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