世界で最も危険な男

The Most Dangerous Man in the World

Andrew Fowler / Melbourne University Press



日本でも話題になったかと思いますが、
ウィキリークスのジュリアン アサンジについて
今年出版されたばかりの本です。


その名も、「世界で最も危険な男」


アサンジ氏の変わった生い立ちから、
世界を変える媒体になり得るウィキリークスを設立するまでの過程、
ジャーナリスト達の野心の争い、
正義の味方であろうとしているのは間違いないのだけど、
周りの人間を使い捨てにするような性格の歪みなど、
どうやって彼が今置かれている状況にたどり着いたのかが
書かれている。


170以上のIQを持つというアサンジ氏は、
必要であればとてもチャーミングで友達を作る才能に長けている、
だけど味方をも強敵にしてしまうことがよくあるようだ。


インターネット、政府/軍の秘密のリーク、
セックスにスパイ罪など、
ハリウッドのスリラーの様な波瀾万丈な人生が
作り物ではなく、世界のステージで
今、現在繰り広げられている。


チュニジアから始まった中東の反乱も
ウィキリークスがリークした政治家の汚職が原因とされている。

アメリカの政府は、(アフリカ、中東や中国での)情報の自由な流れを支持しながら
自国のリークに関してはリークしたマニング氏と発表したアサンジ氏を
スパイ罪容疑者として告発したい模様。


アサンジ氏は、決して完璧な人格を持つわけではない。
間違いや失敗などは沢山あるし、
大きい問題を抱えた人のよう。

現在彼は、イギリスで、スウェーデンへのレイプ罪(アサンジ氏は否定している)
に関しての送還に抵抗している。

スウェーデンに送還されれば、そこからさらにアメリカに送還され、
スパイ罪に問われるのを恐れているためだ。


ウィキリークスのやり方は
理想を持つ人間にありがちな未熟な点があっただろう。

アサンジ氏にこれから何が起こるにせよ、
ウィキリークス自体の活動が再開できなくても、
ウィキリークスが出現したことによって
世界は確実に変わった。





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ありがとう


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by starofay | 2011-07-31 20:21 | 読書
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