Jさんのストーリー

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土曜の晩に来てくれたのは、Jさんの家族。

Jさんは、イラクからの移民。
だけど、彼女は北の方の少数民族の出身で、
彼等は喋る言葉も違うし、イラク人だという認識もない。
そして宗教もキリスト教だ。


彼女がまだ十代の頃、彼女の兄が
サダムの軍隊に入るのを拒否して、脱走したため、
一族が迫害を恐れて国から逃げ出してきた。

急に起こった事だったので、
カバン一つだけ持って、
住んでいた家も、何もかも置いてきた。

それまで行っていた学校や友達も
Jさんは、一瞬にして全て失った。


それでも、逃げられただけ
彼等はラッキーだったのだろう。


今では、優しい旦那さんも可愛い二人の子どもにも恵まれた彼女。
それでも、過去に負った心の傷は、
なかなか完全には癒える事ができないようだ。


難民としてオーストラリアに移住してきた人々には、
平和に暮らしてきた私には想像しがたい過去がある。


そして世界中に、恐ろしい状況にいながら
どこにも行けない人々が大勢いるし
ますます増えている。


平和な国に平和な時代に生きていることのありがたみが、
平和しか知らないものには実感するのが難しい。


できるだけ多くの人に救いがありますように。
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by starofay | 2011-02-28 09:18 | その他
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